新潟県上越市にある損害保険ジャパンの代理店「高田寺町」に8月まで所属していた女性販売員(78)が保険証券を偽造し、約8千万円を不正に受け取った疑いがある問題で、被害者が代理店の顧客名簿に記載されていなかったことが12月17日、関係者への取材で分かった。代理店業務を装い個人で架空の契約をしていたとみられる。

損保ジャパン、上越市の78歳代理店販売員が保険料8000万円詐取か

 損保ジャパンによると、女性販売員は8月に代理店を退職。代理店の職員が10月下旬、女性販売員が担当していた顧客の自動車保険の契約手続きに訪れた際に、不正が発覚した。16日現在で判明している被害は、23人72件の計約8250万円...

残り311文字(全文:611文字)