新潟県内は1月11日、冬型の気圧配置が緩み、降雪のピークは過ぎたものの、山沿いを中心に雪となった。積雪は魚沼市(守門)で一時203センチとなり、今シーズン初めて県内で2メートルを超えた。JRは除雪作業のため、山沿いの一部区間で始発から運転を取りやめた。
新潟県内の積雪状況[24時間比] 雪はどのくらい降っている? 積雪の深さは?
11日午後6時現在の積雪は守門で197センチ、津南町で186センチ、湯沢町で137センチ、十日町市で127センチ。いずれも平年を上回っている。

JR東日本新潟支社によると上越線、磐越西線、只見線の一部区間で始発から運転を見合わせ、飯山線でも運休があった。普通列車計59本が運休、7本が遅れて、約4500人に影響が出た。12日も只見線の会津坂下(福島県)-大白川で終日運転を見合わせる。
このほか、羽越線の特急「いなほ」で車両の不具合があり、普通列車1本と合わせ、計2本が遅れ、約130人に影響した。JR西日本金沢支社によると、大糸線も始発から普通列車13本が運休。約90人に影響が出た。
12日の県内は低気圧や気圧の谷の影響を受けるが、天気は回復傾向。曇りや晴れが予想されている
▼新潟県内各地の天気予報