新潟地方気象台は２５日、暴風雪と高波、大雪に関する気象情報を発表した。２６日の県内は冬型の気圧配置で上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込み。２６日昼前にかけて暴風雪となり、夜遅くにかけて海は大しけで、警報級の高波となる可能性がある。気象台は落雷や竜巻などの激しい突風、上中越の山沿いでは大雪に注意を呼びかけている。
２６日午後６時までに予想される２４時間降雪量は多い所で、上中越の山沿いで５０センチ、下越の山沿いで３０センチなど。２６日に予想される最大瞬間風速は全県の海上と下越、佐渡の陸上で３５メートルなど。波の高さは全県で６メートル。
強風や大雪が見込まれるため、ＪＲ各線は２６日の運休を予定する。ＪＲ東日本新潟支社によると、午前発の特急いなほ５本、午前１０時ごろまでの羽越線村上－酒田、白新線と羽越線の新潟－村上の一部を、それぞれ上下線とも運休。ＪＲ西日本金沢支社によると、大糸線の上下線１５本を運休する。
国土交通省と東日本高速道路は、２６日は国道１８号と上信越道で、集中除雪のため通行止めを行う可能性があるとしている。
また気象台は、１月３日ごろから強い寒気が流れ込む影響で、降雪量がかなり多くなる見込みだとして注意を呼びかけている。
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