協定を結んだ金沢医科大の宮澤克人学長(右)と新潟県の花角英世知事=1月15日、新潟県庁
協定を結んだ金沢医科大の宮澤克人学長(右)と新潟県の花角英世知事=1月15日、新潟県庁

 新潟県内で働く医師の確保に向け、新潟県と金沢医科大(石川県)は1月15日、金沢医科大医学部に新潟県地域枠(2人)を新設する協定を結んだ。連携して医師を養成し、新潟県の地域医療を支えていくことを確認した。

 新潟県の医学部地域枠は、県などが修学資金を貸与し、卒業後に県内の指定医療機関で9年間働くと全額の返済が免除される。金沢医科大には2025年度から新潟県地域枠を設置し、学生には県が2160万円を貸与する。

 1月15日に県庁で行われた調印式では、花角英世知事と金沢医科大の宮澤克人学長が協定書に署名した。宮澤学長は、地域枠2人の募集に20倍超の志願者がいたことを報告。「きめ細やかなサポート体制があ...

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