一筆龍の作品を紹介する「数寄屋風雷」の梅田司さん=1月16日、新潟市西蒲区六分
一筆龍の作品を紹介する「数寄屋風雷」の梅田司さん=1月16日、新潟市西蒲区六分

 一筆で龍の胴体を表現する「一筆龍」絵師、西川陽春さん(55)=新潟県長岡市=の個展が、新潟市西蒲区六分(ろくぶ)のギャラリー「数寄屋風雷」で開かれている。1月18、19の両日には実演も予定されており、西川さんは「一筆で描く技術を見て、楽しんでほしい」と話している。

 西川さんは会社員として働きながら、絵師の活動もしている。一筆龍の存在はテレビで知ったといい、長年続けた書道の技術などを生かして独学で描いている。

 数寄屋風雷は、新潟市西蒲区の梅田司さん(45)が2024年春にオープンさせた。主に書や盆栽の展示をしているが、梅田さんは「今までにない分野の作品も展示してみようと思った」と個展開催の理由...

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