
花角英世新潟県知事は1月17日、宮城県仙台市で開かれた人口減少問題を考える「日本創生に向けた人口戦略フォーラム」にオンラインで出席した。東北・北海道の知事と深刻さを増す少子化や人手不足の現状を共有。各知事からは国に対応を求める声も上がった。花角知事は「人口減という不都合な真実を県民一人一人から自分事として受け止めてもらう必要がある」と語った。
フォーラムは、宮城県や民間組織「人口戦略会議」などが主催し、オンラインも含めて7人の知事が参加した。
花角知事は新潟県では特に若い女性の県外流出が多く、それが少子化を招き、悪循環が起きていると説明。人口減の「痛み」が出ているとし、病院や高校の再編・統合...
残り222文字(全文:522文字)