決勝に向け、調整するFW田中聖愛=新潟市西区
決勝に向け、調整するFW田中聖愛=新潟市西区

 WEリーグのアルビレックス新潟レディースは1月21日、オフ明けの練習を新潟市のグランセナ新潟サッカースタジアムで行った。皇后杯準決勝で激闘を制した選手たちの表情には自信がみなぎり、25日の三菱重工浦和との決勝に向け、気持ちを高めていた。

 新潟Lは18日の準決勝で、日テレ東京VをPK戦で下した。ゴールを決めたのはMF下吉優衣(19)、DF横山笑愛(18)、FW田中聖愛(19)のいずれも途中出場の10代だった。

 橋川和晃監督は選出理由について、他の選手の疲労に加え「1番はキックがうまいこと、それに3人とも度胸がある」と語り、全員がその期待に応えた。

 3人目の田中は、決めれば勝利が決まる場面だった...

残り270文字(全文:570文字)