アルビレックス新潟は2026年、シーズン移行に伴う特別大会「百年構想リーグ」を戦います。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をより詳しく紹介します。

2月8日第1節アウェー愛媛戦後

[新潟1ー0愛媛]8カ月ぶり公式戦勝利!船越アルビ、守り切り初陣飾る!

監督会見のほか、FWマテウス・モラエス選手、DF佐藤海宏選手、GKバウマン選手、MF藤原奏哉選手に話を聞きました!

◆「変わろうとしている途中」 船越優蔵監督

(まずは振り返りをお願いします)

はい。まずはキャンプで1カ月準備をしてきて、そして今日開幕戦ということで、多くのサポーターに来てもらって、その人たちと勝つ喜びを分かち合えたっていうのは、何ヶ月ぶりになるかわかんないですけど、その姿が見れて本当に嬉しい気持ちになりました。試合内容に関してはまた質疑応答あると思いますけども、非常に苦しい中、粘り強く戦ってくれて勝点3を取ることができたっていうことは、一定の評価を与えられるかなと。今、我々にとっては、やはり勝つっていうことがすごく大事で、勝って修正していくという作業が、この流れが非常に重要だと思ってましたので、とにかく勝ち点3が取れたってことが全てかなと思います。以上です。

(監督にとって、Jリーグでの初勝利になったが)

あの、別に僕の勝利じゃないんで。僕が初勝利だろうがなんだろうが、それはもう全く関係ない話で。この「アルビレックス新潟」っていうチームが、やっぱりこの百年構想リーグの一戦に勝ったっていうことが全てだ思いますので。もちろん個人としては嬉しいですし、チームとしてもやってきた成果が出た場面もあったので、それは嬉しい場面はあります。もうただそれだけです。

(縦に速い攻撃とコンパクトな守備をキーワードに掲げていた)

もちろん相手があることですので、全て上手くいくってことはないと思うんですけども、得点を取ったシーンもそうですけども、何回かそういう場面は作れたと思います。が、やっぱりその頻度はまだまだ少ないので、全てをやっぱり上げていかないといけないなと。愛媛さんが上手かったっていうのはもちろんありますけども、それを上回るものをやっぱり作っていかないといけないなと、改めて強く感じました。

(粘り強さや球際、戦う部分も非常に体現できたのでは)

それはでも、もう本当に当たり前のことで。急にできたわけじゃなくて、彼らが持ってるものだと思います。そういうふうに客観的に見られて評価していただけるんだったら、それはそれでいいですけども。僕はもっとできると思うし、彼らにはもっともっとやってもらいたいと思いますし。ただ、そういう意識は少し変わってきたのかなっていうのも思ってるので、本当に選手は変わろうとしてる途中なのかなと思ってます。

(ゼロで抑えられたっていうのも評価できる)

そうですね。ま、「粘り強く」っていうのは、泥臭く勝つっていうのはずっと選手にも言ってたので、そういった意味では非常に選手が頑張ってくれた。言った通り、自分たちのやりたいことももしかしたら押し殺してまでも、やっぱりチームの勝利のためにっていう気持ちが最後はすごく伝わってきたので、それは本当に次につながる1勝だったなと思います。

(後半ボールを回された部分は、どの辺に課題が)

なかなかやっぱり、相手の低い位置での、ボールを持つところにプレッシャーがかからなかったということと、思ったよりか真ん中というかサイドからっていう攻撃をされたので、その辺のスライドのところが間に合わなかったっていうのが、1つの要因かなと思います。

(攻撃の形の部分で、もう少し出したかった部分は)

ハーフタイムにも指示は出したんですけども、やっぱり今チームも、チャンスがあれば前へ、プログレッション(前進)っていう言葉を使って「前へ」というふうにしてるので。彼らは真面目です、本当に。言ったことは一生懸命やってくれる。が故に、全ての場面で行ってしまうこともあるので、そこはハーフタイムに映像を見せて修正をしようとはしましたけども、もう少し具体的にはどこを使って、誰がどこを使ってってところを修正しようとしましたけども、なかなかそこが上手くいかなかったっていうのも現状です。ま、これは次の課題でもあるなと思っています。

(守備の部分、コンビネーションはこれからかもしれないが、行く行かないの部分は)

相手が人数をかけてきてるっていうのもあるので、後ろに、ボールサイドに。なのでそこに全てマンツーマンで合わせるつもりはないです。ただやっぱりサッカーは11対11なので、ボール持たれてても別に最後やられてないよっていうのが、前半だったとは思うんですけども。後半はやはり、何本かチャンスを作られてしまったっていうところは、もう1回ちょっとスタッフとも映像を見ながら検証はしますけども、次にむけて今後どうしようかっていうのは課題です。

(26番の佐藤選手が、公式戦初スタメンでアシストという結果を残したが、評価は)

個人の評価は公の場ではしないんで、何とも言えないですけど。非常に彼の特長が出たシーンだったなとは思います。いつも練習してますし、そういった意味では練習の成果が出たのかなと思っています。

◆「ちゃんと戦えたなら勝たなければ」 大木武監督

(試合を振り返って)

そうですね。この寒い中ですね、これだけのお客さんが集まってくれたのにですね、やっぱり負けて帰してしまうということ。それがですね、一番残念というかですね。まあ、なんとか笑って帰ってもらいたいというのが一番です。それが出来なかったこと、すごく残念に思うし、申し訳なく思います。まあ次はこんなことがないように、またしっかりやっていきたいと思います。以上です。

(立ち上がりの失点が本当に悔やまれる。要因や課題をどう捉えているか)

まあもう一度見ないと分からないですけど、うちの右サイドから崩されたと思うんですけども。最後に打たれたところは競ってはいたと思うんですよね。上げさせるところが簡単すぎたのかな。

(それ以降は、テンポのいいパス交換だったりとか、いわゆるその個人的には「大木さんらしい」サッカー展開できてたと思う。自身の評価は)

「大木さんらしい」と言いましたけども、大木さんらしいから負けちゃったんじゃないでしょうかね。

(試合を重ねれば連携も深まって、得点も生まれるのでは期待するが、その辺の手応えは)

点取れるチャンスはあったと思いますね。でも、決めれないから勝てないわけですね。それが全てです。試合重ねるというよりも、これ練習するしかないですね。するしかない感じ…ちょっと刹那的ですけど、練習すればいいです。

(サポーターから温かい拍手が送られた。大木さんのサッカーに対する期待の拍手にも取れた。サポーターの反応を見てどうだった)

分からんですね。まあ負けたんでね。もう少し罵声を浴びるような状況でもいいのかなと。

まあ、浴びたくはないですよ。浴びたくはないし、浴びたら、熊本の時に見ればわかるように、サポーターと喧嘩しちゃうところですからね、私は。言われたら文句はあるんですけども。でも、期待していたのにこんなんだったのかと思うより、もしかしたら負けて期待通りだったって言われてるような気もして、なんかちょっと寂しかった部分もありましたね。

(今日はJ2の新潟相手。自分たちの、大木さんのサッカーを色々体現できた、後半にかけて徐々にできた印象だった。その辺りの手応えは)

何回も言ってますけど、ちゃんと戦えたんなら勝たなきゃダメですね。もうそれに尽きます。

(次に向けての収穫や、次に少し見てほしいところは)

見てほしいというよりも、ちゃんとシュートを打ちに行くこと、枠に飛ばすこと、チャンスをものにできるようにすること、そこですね。

(1点を追いかける中で、後半に向けハーフタイムに意識させたことがあれば教えてほしい)

攻撃的にもう少しその形というかですね、どこがどうということではない……ま、言うのもあれなんですけども、攻めるところを決めました。

(前線から守備をかけ、網にかけてマイボールにして前に進むところ、練習からやってきたことは出たと思う。その出来映えは)

先ほども言いましたように、それが勝ちにつなげられないというのは一番良くないことですね。ただ練習でやってきたことが全然できなかったかというと、それはないですね。ただそれが不十分だったことです。なんとかそこを勝ちにつなげたいという気持ちがあります。

(ベンチ枠を1人残した。その意図は)

別に何の意図もありません。勝つためにやる。例えば必要のない交代はしない。交代枠があるから全部使わなきゃならないってことはないんで。マイナス1点になるんだったら交代しなきゃなんないけど、それはないんで。勝つためにやる。それだけですね。

ミックスゾーン

※各社一緒に話を聞いた選手もいます。

◆佐藤海宏とアイコンタクトで… FWマテウス・モラエス

(開幕戦第1号のゴールになった。振り返って)...

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