［アルビレックス新潟レディース特集］悲願目指して一戦必勝　いよいよＷＥリーグ開幕、初戦は9日アウェー長野戦

　サッカー女子プロ、ＷＥリーグの２０２５〜２６年シーズンが開幕する。アルビレックス新潟レディースの初戦はリーグ戦が９日で、カップ戦は１０月２５日に決まった。昨季は多彩な攻撃と粘り強い守備を見せ、リーグ戦過去最高タイの４位、カップ戦ではベスト４、皇后杯全日本女子選手権では準優勝と好成績を残した。チームを指揮して３季目の橋川和晃監督は「一戦必勝で臨む。タイトルを奪う」と燃えている。主力のほとんどがチームに残り、期待の新戦力も加入した。頂点を狙うチームを紹介する。

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2025ｰ26シーズン 選手名鑑

◆高い走力誇るアタッカー　ＭＦ城和怜奈

　高い走力を武器にチームに新風を巻き起こす。千葉から新加入したＭＦ城和怜奈は「レベルの高いこのチームで、自分が中心となれるように」と固い決意で汗を流している。

　昨季は千葉の主力としてリーグ戦全２２試合に出場。しかし、無得点に終わり「得点やアシストに関わることができず悔しいシーズンだった」と唇をかむ。

　だが、持ち味とする裏への抜け出しや、スピードに乗った仕掛けなどゴールに絡む感覚は光っている。１７４センチと高身長で、橋川監督は「ダイナミックなアタッカー。これまでのうちにはない違いを与えてくれる」と期待する。

　新潟Ｌには川澄や上尾野辺を筆頭に、日本代表として活躍してきたベテランが多く、城和は「世界を相手に戦ってきた選手がいたからこそ移籍を決めた。学べるものが多く、成長できる」と日々刺激を受けている。

　練習試合などで早くも存在感を放つ２３歳は「ゴールに直結するプレーをしていく」と力を込めた。

◆新たな守護神へ存在感　ＧＫ久野吹雪

　「ピンチの時に...