［皇后杯決勝・アルビ新潟Ｌ］敗戦に涙を流した上尾野辺めぐみ選手…「ラストチャンスかもしれない」5度目の挑戦で果たせなかった願い

試合中に話し合う上尾野辺めぐみ選手（左）と川澄奈穂美選手（右）＝２５日、広島市（写真映像部・富山翼）

新潟Ｌ－三菱重工浦和　ＰＫ戦で新潟Ｌの５人目で成功したＭＦ上尾野辺めぐみ＝広島市

新潟Ｌ－三菱重工浦和　準優勝に終わり、スタンドにあいさつする新潟ＬのＭＦ上尾野辺めぐみ（右から３人目）ら＝広島市

新潟Ｌ－三菱重工浦和　声援を送る新潟Ｌサポーター＝広島市

新潟Ｌ－三菱重工浦和　前半、攻め上がる新潟ＬのＦＷ山本結菜＝広島市

新潟Ｌ－三菱重工浦和　延長前半、ゴールを守る新潟Ｌの選手たち＝広島市

新潟Ｌ－三菱重工浦和　ＰＫ戦で勝敗が決し、新潟ＬのＧＫ平尾知佳を迎えにいく選手たち＝広島市

新潟Ｌ－三菱重工浦和　後半、シュートを打つ新潟ＬのＭＦ杉田亜未＝広島市

　［新潟Ｌ１－１三菱重工浦和（ＰＫ４－５）］５度目の挑戦もあと一歩のところで、また逃した。１月２５日に行われたサッカー女子の皇后杯全日本選手権決勝戦。アルビレックス新潟レディース（新潟Ｌ）はＰＫ戦の末、敗れた。「年齢的にもラストチャンスになるかもしれない。そういう気持ちで全てを懸けて戦う」。そう語っていたＭＦ上尾野辺めぐみ選手（３８）は敗北が決まると、普段は見せることのない涙を流した。

　新潟Ｌ一筋で１９季目。キックの精度など高い技術は女子サッカー界でも屈指だ。日本代表では、神奈川県で幼なじみだった主将のＭＦ川澄奈穂美選手（３９）とともにワールドカップで優勝した。

　「移籍するタイミングはいくらで...