雪上に設けられた迷路「雪の阿弥陀渡り」を楽しむ子どもたち=1月25日、十日町市本町6
雪上に設けられた迷路「雪の阿弥陀渡り」を楽しむ子どもたち=1月25日、十日町市本町6

 大地の芸術祭の冬のプログラム「越後妻有の冬2025」が1月25日から、新潟県の十日町市と津南町を舞台に行われている。雪の魅力を生かしたアートやイベントが、土日曜祝日を中心に3月9日まで展開される。

 十日町市本町6の越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)では、企画展「モネ船長と大雪原の航海」を開催。回廊には、木球を転がすと曲が流れる作品や、楽器や鍋を載せており、動かすと音を奏でる手押し車などが並ぶ。迷路「雪の阿弥陀(あみだ)渡り」では「大きく手を振ろう」「口笛を吹いてみよう」といった“指令”が書かれたボードが所々に立ち、子どもたちが楽しそうに挑戦していた。

 家族で訪れた津南小学校2年の女子児...

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