
新潟地方気象台などが大雪への警戒を呼びかけた共同会見=2月16日、新潟市中央区
強い寒気が流れ込む影響で、新潟県内は2月17日夜から大雪となる見込みで、18日から19日にかけて山沿いを中心に警報級の大雪となる可能性がある。新潟地方気象台や国土交通省北陸地方整備局などは16日、新潟市中央区で共同会見を開き、国道と高速道を同時通行止めにする可能性があると説明。不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。
気象台によると、2月18日午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で山沿いが上中越で70センチ、下越で50センチ。平地は上中越で20センチ、下越で10センチ。佐渡で5センチ。19日午後6時までの24時間もそれぞれ同規模の降雪が見込まれる。
気象台は17日夜からの寒気の強さを、今季一番の寒気となった4〜9日と同程度と予測。河野智一・気象防災情報調整官は「大雪の最初のピークは18、19日とみているが、その後も長く続くと予想される」と警戒を求めた。
大雪時には道路の集中除雪が行われる。北陸地方整備局は県内の国道など14区間(計約220キロ)を、東日本高速道路新潟支社も高速道の並行する区間を、同時に通行止めとする可能性があるとしている。...
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