新潟県内は2月19日、冬型の気圧配置が続き、上、中越の山沿いを中心に雪が降り続いた。20日も山沿いで大雪となる所があり、新潟地方気象台は交通障害や吹雪による視界不良、路面凍結などに注意を呼びかけている。
気象台によると、19日午後4時までの24時間降雪量は湯沢町で72センチ、津南町で56センチ、十日町市で34センチ、妙高市で29センチだった。
国土交通省と東日本高速道路は19日午後4時過ぎから集中除雪のため、関越道上り線六日町インターチェンジ(IC)-水上IC(群馬県)、下り線渋川伊香保IC(群馬県)-六日町IC、群馬県境を含む国道17号の一部区間をそれぞれ通行止めとした。午後10時現在、解除されていない。
また、午後6時ごろには関越道下り線の土樽パーキングエリアと湯沢ICの間で大型トラックが故障し、最大で車両約100台が約2・5キロにわたって滞留。午後8時ごろに解消した。
2月20日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
下越 平地 20センチ
下越 山沿い 40センチ
中越 平地 20センチ
中越 山沿い 70センチ
上越 平地 20センチ
上越 山沿い 40センチ
佐渡 15センチ
20日を含む数日間は断続的に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みで、気象台は同じ地域で雪が降り続いた場合は警報級の大雪となる可能性があるとしている。
JR東日本は20日、飯山線の戸狩野沢温泉(長野)-越後川口、只見線の会津坂下(福島)-大白川で上下線とも終日運転を見合わせる。只見線の大白川-小出は上下線で始発から午後4時ごろまで、上越線の水上(群馬)-越後中里は上下線で始発から午後5時ごろまで運転を見合わせる。
新潟県内の積雪状況[24時間比] 雪はどのくらい降っている? 積雪の深さは?
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