新潟県内では2月24日、冬型の気圧配置が続き、上越地方を中心にまとまった降雪があった。積雪による家屋倒壊の恐れがあるとして、県は新たに長岡市の栃尾地域、上越市の浦川原地域に災害救助法を適用した。新潟地方気象台によると、25日以降は気温の上昇が見込まれ、なだれに注意するよう呼びかけている。
気象台によると、24日午後5時までの24時間降雪量は上越市(高田)で42センチ、糸魚川市(能生)で40センチ、上越市(安塚)で39センチとなった。
JR東日本によると、大雪の影響で信越線、上越線などで特急を含む計109本に運休や遅れが発生し、約5100人に影響した。えちごトキめき鉄道は計46本を運休、計6本が遅れ、約2180人に影響した。
気象台は、寒気のピークは過ぎ、3月初旬にかけて気温が上昇するとして、積雪の多い地域を中心になだれへの警戒を呼びかけている。
新潟県内の積雪状況[24時間比] 雪はどのくらい降っている? 積雪の深さは?
▼新潟県内各地の天気予報