ヘリコプターの機内などから撮影した山岳救助活動(動画は新潟県提供)

 3月11日午後2時前、新潟県湯沢町土樽の仙ノ倉山(2026メートル)でバックカントリースキーをしていた南魚沼地域の50代男性がけがをして動けなくなったと、一緒に滑っていた友人から消防に救助を求める通報があった。

 南魚沼署によると、男性は友人3人とスキーをしていた際、山頂に近い中腹付近で転び、足をけがした。男性以外の3人は自力で下山した。警察や消防はヘリでの救助を試みたが、悪天候で引き返した。

 男性は12日午前7時半前、県防災ヘリで救助された。右足を負傷しているものの意識はあり、南魚沼市内の病院へ搬送された。

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