
山岳救助訓練で遭難者役を引き上げる妙高署員=妙高市
妙高署は、妙高市杉野沢の笹ケ峰キャンプ場付近の沢で、山岳遭難やバックカントリースキー事故を想定した救助訓練を行った。
登山者に人気の火打山や妙高山が管内にある妙高署には県警山岳遭難救助隊員3人が所属している。救助隊員を目指す若手署員1人を含む4人が月1回程度、登山道周辺などで訓練している。
訓練は5日にあり、登山道から崖下へ約10メートル滑落し、足をけがした男性から救助要請があったとの想定で実施。1人が遭難者を背負い、3人がロープによる引き上げ手順などを入念に確認した。
今春から山岳救助に携わる下町交番の中川龍一巡査(21)は「円滑に遭難者を運べたが、実際の雪山ではまた別の技術が必要になるの...
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