新潟地裁
新潟地裁

 元交際相手の女性を殺害しようとしたとして、殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われた燕市新生町の無職の男(23)の裁判員裁判の初公判が3月13日、新潟地裁(小林謙介裁判長)であった。被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、弁護側は事実関係は争わないとした。

 起訴状によると、被告は2023年8月、燕市で元交際相手の女性の腹と胸をサバイバルナイフで刺して重傷を負わせ、練炭を積んだ車で上越市の駐車場まで連れ出したとされる。

 検察側は冒頭陳述で、被告は元交際相手が別の男性と仲良くなっていると感じ、女性を巻き込んだ無理心中を企てたと指摘。女性の家に無断で入り復縁を求めたが、断られたためナイフで刺し、病院に...

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