
「見附みらいづくり最高戦略監」の委嘱を受けた髙橋丈晴さん(右)=見附市役所
見附市は2025年度、財政体質の改善などに取り組む「見附みらいづくり最高戦略監(CSO)」を新設し、民間から千葉県出身の髙橋丈晴さん(55)を登用した。髙橋さんは流通大手のイオンで役員を務めた経歴を持つ。公共施設の総量などの検討を中心に、将来を見据えたまちづくり戦略の検討を担う。
CSOは各課を統括し、公共施設の検討のほか、抜本的な財政体質の改善を推進する。若者や子育て世代に向けた新事業などを提案し、25年度中に策定する次期市総合計画と総合戦略に反映させる。
市は民間ノウハウと外部人材の活用により行財政改革を推進する目的で、昨年11月から12月にかけてCSOを募集。216人の応募があり、選考...
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