
新潟県フードバンク連絡協議会の山下浩子会長にコメを手渡す新潟クボタの吉田丈夫社長(左)=三条市北新保1
農機販売の新潟クボタ(新潟市中央区)は、新潟県フードバンク連絡協議会(三条市北新保1)に2024年産米2トンを寄付した。春休みと夏休みに分けて贈り、食料品高騰で困窮する世帯や育ち盛りの子どもがいるひとり親家庭を支援する。
新潟クボタは2020年から毎年寄付を続けており、今年も米価が高くなっている中で例年の量を確保した。3月に三条市で行われた贈呈式では、春休みに合わせてすぐ配れるようにと精米した南魚沼産コシヒカリと新潟県産新之助の2キロ入り500袋、計1トンを渡した。
新潟クボタの吉田丈夫社長(39)は「地域密着の会社としてここまで来られた。未来の世代のために役立ててほしい」と話した。
連絡協...
残り101文字(全文:401文字)