
華やかな舞台で観客を魅了した上海歌舞団の舞劇「朱鷺」=新潟市中央区鐘木
中国を代表する総合芸術集団、上海歌舞団の舞劇「朱鷺」が、新潟市中央区の新潟テルサで上演された。日中友好のシンボルであるトキをモチーフに、ダンサーたちが華やかに舞い、観客を魅了した。
新潟日報社などが6日に主催。舞劇「朱鷺」は日中友好を願い、両国が共同で制作した。本県での公演は2015年以来3回目。この日は2公演行われ、計約2400人が訪れた。
トキと人の恋愛を描いた物語。青年と出会う場面では、トキに扮(ふん)したダンサーたちが大きな翼を模した衣装で舞台を駆け回り、迫力のある羽ばたきを表現した。環境破壊による絶滅の危機を経て再会し、フィナーレを迎えると、観客から大きな拍手が送られた。
佐渡市の...
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