
教育と産業の連携を求めた提言書を渡す新潟経済同友会の吉田至夫・筆頭代表幹事(中央)=23日、県庁
新潟経済同友会は23日、人口減少対策として教育現場と産業界が連携し、魅力ある教育を実現することを求めた「新潟県の教育への提言2025」を花角英世知事に手渡した。
県が今年3月に公表した「県立高校の将来構想」を踏まえて提言した。人口の社会減を食い止めるため、高校や大学、企業が連携し、進学や卒業後の進路を明確にした教育の推進など5項目に分けて提言している。
県立高校の将来構想に関しては、普通科高校だけでなく農業や工業、商業などを学ぶ「産業高校」の重要性を強調。学校数などについて普通科高校とのバランスを考えるよう指摘した。
同友会の吉田至夫・筆頭代表幹事らは県庁に知事を訪ね、非公開で意見交換をした...
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