
新潟L―広島 前半、攻め上がるMF滝川結女=ビッグスワン
サッカー女子のアルビレックス新潟レディースはSOMPO・WEリーグ最終節となる第22節の17日、デンカビッグスワンで広島と対戦し、2-2で引き分けた。土壇場で同点に追い付き、PKも止めて、4位を死守した。通算成績12勝4分け6敗の勝ち点40でシーズンを終えた。
新潟Lは前半、連係した守備と積極的なプレスが光った。攻撃はCKなどからチャンスをつくったが、決めきれなかった。
後半は一進一退の攻防が続いたが、15分に失点。FW道上彩花らを投入して攻勢を強めると、29分にその道上が頭で決めて追い付いた。その後、再び失点したが、追加タイムにDF横山笑愛がCKの流れから押し込み同点。終了間際に相手にPKを与えたが、GK平尾知佳が止めた。
リーグ戦は他に5試合が行われ、日テレ東京Vが千葉を下し、勝ち点51でWEリーグ初優勝を果たした。INAC神戸はノジマ相模原を退け、勝ち点51としたが得失点差で2位。三菱重工浦和はちふれ埼玉と引き分け、3位が確定した。
◆守護神・平尾知佳、値千金のPKストップ!4位死守に貢献
最終戦までもつれる激しい順位争いで、新潟Lの守護神、GK平尾知佳がPKを止め、...
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