
県警が2024年に取り扱った拾得物の届け出件数は24万2085件と、比較可能な08年以降で最多だったことが、24日までに県警のまとめで分かった=グラフ参照=。新型コロナウイルス禍で停滞していた人出が元に戻り、「落とし物」をする人が増えたことが一因とみられる。現金は約2億7千万円で13年連続で2億円を超えた。
県警会計課によると、拾得物の届け出件数は17年の23万4079件がこれまでの最多だったが、ウイルス禍で人の流れが抑えられた20年は17万9479件と減少し、21年は18万6188件だった。22年は20万5750件、新型ウイルスが5類に移行した23年は22万8478件と増加し、24年も...
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