
東北電力ネットワークは11日、自社が管理して東北電力と共同で利用する顧客情報システムで、東北電職員が使う際には非表示とするべき契約者情報の一部が、一時閲覧できる状態になっていたと発表した。東北電以外への個人情報の流出は確認されていない。
東北電からの指摘で4月に判明した。閲覧できる状態になっていたのは、東北電と契約して電気新設工事を行った後に、3カ月以内に東北電から別の小売事業者に変更したケースで、計769件。契約者の氏名や住所、契約容量が約3カ月間閲覧できていたという。
公正な競争を踏まえ、...
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