複数のブラシを装着した口腔ケアロボット
複数のブラシを装着した口腔ケアロボット

 自分で歯磨きができない要支援者などに向けた口腔ケアロボットの開発で、新潟大学大学院医歯学総合研究科の教授が、臨床研究などにかかる資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。口腔ケアの自動化で健康長寿の増進を目指す。

 CFを始めたのは、虫歯や歯周病に関する「う蝕(しょく)学」が専門の野杁(のいり)由一郎教授。6年前から、早稲田大学発のベンチャー企業などと取り組む口腔ケアロボットの開発プロジェクトで、効果分析の監修をしている。...

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