
坂戸山の百八灯の準備を進める地元有志ら=27日、南魚沼市坂戸
南魚沼市の坂戸山(634メートル)の尾根をろうそくの明かりが照らす「百八灯(ひゃくはっとう)」を前に27日、地元有志らが準備作業をした。登山道脇にろうそくを立てる支柱を設置。30日の点火を心待ちにしている。
坂戸山の百八灯は、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、約400年前に始まったとされる。一時は途絶えたが、2011年に地元有志の手によって復活。市のシンボルの坂戸山を照らす光が、市街地からもよく見えることから、地元住民に人気のイベントになっている。
事前準備には、実行委員会の六日町観光協会の職員や有志8人が参加。地元企業や個人らから寄付を受けて用意した約280本の支柱を、明かりがき...
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