
新潟地裁
佐藤耕一・元新潟市議によるストーカー行為で精神的苦痛を受けたなどとして、被害者の新潟市中央区の女性(45)が約600万円の損害賠償を求めた訴訟で、新潟地裁(鈴木雄輔裁判長)は7日、元市議に約250万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決などによると、女性は2020年から約2年間にわたり、佐藤元市議が依頼した探偵に行動を監視されたり、元市議に仕事場や自宅の付近をうろつかれたりした。女性は転居せざるを得なくなり、心身にも不調が出た。
判決は、一連の行為は女性への好意から行われたと認定した。
佐藤元市議は22年にストーカー規制法違反で略式起訴された後、報道陣の取材に対し、買い物のため女性の自宅...
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