新潟地裁
新潟地裁

 五泉市で2024年7月、認知症の妻を踏みつけ死なせたとして、傷害致死罪に問われた五泉市の無職の被告男(68)の裁判員裁判の論告求刑公判が12日、新潟地裁(小林謙介裁判長)であり、検察側は懲役5年を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決を求め、結審した。判決は18日。

 検察側は論告で、被告が患っていたうつ病は軽症で、善悪の判断や行動を制御する能力は保たれており、完全責任能力が認められると主張した。その上で「人体の枢要部に繰り返し相当強度の暴行を加えた」として、悪質な犯行だったと指摘した。

 弁護側は、被告がうつ病に加え、妻の介護の負担感などから追い詰められ「してはいけない行為を思いとどまる力が著しく弱っていた」と強調。「憎しみに基づく暴力事件とは性質が全く異なる」として...

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