
新潟大学
新潟大は14日、大学院にある二つの研究科を統合し2026年4月、「大学院総合学術研究科」を新設すると発表した。従来の専門知識だけでは解決できない問題が現代社会にはあるとみて、諸課題に対応できる人材の養成を目指す。大学によると、大学院の研究科の新設は20年ぶり。
現代文化や経済経営の専攻がある「現代社会文化研究科」と、数理物質科学、電気情報工学などの専攻を設けている「自然科学研究科」を統合する。文部科学省の審議会で認められた。
総合学術研究科は2年の修士課程で、人文社会科学専攻と自然科学専攻を設置する。入学定員は人文社会科学専攻は60人、自然科学専攻は507人で、9月下旬以降に入試を実施する予...
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