
忠臣蔵検定の会場となった長徳寺。住職の関根正隆さんは「試験日当日は誰も来なかった」と話す=新発田市大栄町2
赤穂四十七士が吉良上野介邸に討ち入った元禄赤穂事件などに関する知識を問う「忠臣蔵」検定が11月、全国8カ所のゆかりの地で実施された。ただ、四十七士の一人である堀部安兵衛の出身地・新発田市の会場は2年連続で受検者がゼロ。関係者は「関心が薄れているのは残念」とアピールに力を入れる考えだ。
忠臣蔵検定は、大石内蔵助率いる赤穂四十七士を顕彰する社団法人「中央義士会」(東京)が2003年から実施。新型ウイルス禍の影響などで20年に中断したが、昨年再開し、新発田会場が設けられた。
検定は...
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