上越市で19日、「第46回高田城址(じょうし)公園観蓮会」が開幕する。前日の18日には、外堀一面に広がる青々とした葉の間にピンクや白の大輪が咲き、訪れた人を楽しませていた。
高田城址公園のハスは明治時代に財政を立て直そうと堀にレンコンを植えたのが始まりとされる。約19ヘクタールの堀を埋め尽くし、紅白の花が混じり合って咲く美しさから「東洋一」とも称される。
18日に見頃を迎えた花を眺めていた上越市西城町1の主婦河合さやかさん(63)は「風が気持ちよく、写真を撮りながら散策していた。今年もきれいに咲いたので長く楽しめたらうれしい」と話した。
観蓮会は8月24日まで。期間中はフォトコンテストや浴衣...
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