カーテン越しにこちらを警戒するコウ=新潟市西区のリラクゼーションスポットハンズ

 モフモフの体、キラキラの目、プニプニの肉球、予想のつかない行動…。そんな「かわいい」が飽和状態の生き物、猫。立ち寄った店で思いがけず猫に会えるとそれだけで1日幸せな気分になるし、なんなら猫を目当てにその店に通ってしまう…きっと猫好きの人なら誰しも経験があることだろう。そんなちょっとした幸せを求めて、新潟県内の猫がいる店を訪ねてみた。

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  • 新潟市西区「リラクゼーションスポットハンズ」
  • 阿賀町・三川温泉「湯元館」
  • 村上市「Toi陶房」
  • 新潟市江南区「笠井建設」
  • 田上町・湯田上温泉「末廣館」
  • 三条市・リラクセーションルーム「リクらむ」
  • 長岡市・喫茶店「越後屋珈兵衛」
  • 十日町市「古民家ゲストハウスやまねこ」
  • 五泉市・咲花温泉「碧水荘」
  • 新潟市西蒲区・イタリアンレストラン「fatto・mano」
  • 魚沼市・リラクセーションサロン「癒し処 雨猫」
  • 燕市・ネイルサロン「ハートネイル」
  • 村上市「カフェ絵里奈」
  • 新潟市中央区・コンバインドカフェ「五徳屋十兵衛」
  • 五泉市・造園業と花屋「はなんぼ」
  • 関川村「せきかわ観光情報センター」
  • 胎内市「cafe胡桃」
  • 新発田市・古道具とレコードの店「NECOMA」
  • 新潟市西区「ゲストハウスORIORI」
  • 新潟市中央区・花屋「花金」
  • 新潟市西蒲区「猫&カフェ喜左エ門」

〔とじる〕

2匹のキジ白がおもてなし♪背中に乗ったら良いことあるかも? 新潟市西区「リラクゼーションスポットハンズ」

 新潟市西区小針3にある整体、もみほぐしなどを行うサロン、「リラクゼーションスポットハンズ」。ここには2匹の看板猫がいる。どちらも保護猫でキジ白の雄だが、キジ色の入り具合と体形で見分けは簡単。

 もっともおもてなしがうまいのが、キジ色が多めの“コウ”7歳。お客さんに自らすり寄って行くほど愛想が良い。施術している客の背中に乗ることもあり、「乗ってくれたら宝くじを買うなど、おみくじ感覚で楽しんでいるお客さまもいます」。そう語るのは店長で飼い主の広瀬翔太さん(35)。広瀬さんが大好きで、甘えん坊な一面もあるコウだが、記者には終始警戒モード。黒いカメラが怖かったようだ。怖がらせてごめんね。

少し慣れたものの、まだ警戒中のコウ

 一方、どっしり構えてほとんど動きを見せなかったのが、白色が多めの“ぶー”。おとなしく、食べることが大好きな推定7歳。保護する前から妊婦と見まごうほどの体形だったそうで、座る時にはたぷたぷのおなかが邪魔で前足をそろえることができない。体重は9キロ弱。ほとんど動かないが、おやつの時だけは小走りになる。また、先住のコウが大好きで、コウのいる場所へのっそり移動して行く。

おやつをもらう“ぶー”

お腹が邪魔で前足がそろえられない“ぶー”

 2匹とも必ず店にいるわけではないが、いる時にはおそろいの服を着ていることが多い。しかし最近は暑くなってきたので、服はお休みしているという。

香箱を組むと四角くなる“ぶー”

 店は客一人が貸し切る完全プライベートサロン。全身のもみほぐしとフットケアが一緒になったセットコースが人気。30分3000円から。新規限定で60分2250円のコースもある。猫たちと一緒に、心身共に整えてくれるサロンだ。

飼い主の広瀬さんに抱っこされるも、カメラが怖い様子のコウ

 

 午前10時〜午後10時。火曜定休。不定休あり。問い合わせは080(5878)8433。詳しくはインスタグラム、ホットペッパー参照。

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三川温泉の“ご長寿さん”♪ 阿賀町「湯元館」

 阿賀町の県道14号沿いにある三川温泉。その中の「湯元館」には18歳の看板猫がいる。人間で言えば88〜90歳ほど。ご長寿猫だ。

三川温泉「湯元館」の看板猫チーコ=阿賀町五十沢

 グレーと茶の中間のような色と白のツートンカラーで、名前はチーコ。拾ったときは手のひらに乗るくらい小さく、女の子のようにかわいらしかったことが由来だが、雄猫だ。湯元館女将の阿部誠子さん(71)が親戚から子どもの粉ミルクをもらい、スポイトや猫用の哺乳瓶で飲ませて育てた。

キリッとした顔がりりしいチーコ

 そのためか、チーコは阿部さんが大好き。よくついてまわる。時には阿部さんが食べているサツマイモを少しもらったりもする。現在は食が細くなり、ガリガリに痩せてしまっているが、ふわふわした毛並みや、キリッとした目元は健在だ。湯元館の周辺にいることが多く、近所のせんべい屋におやつを目当てによく出かけている。

 湯元館にはチーコの他にも4匹の猫たちがいるが、こちらは家族の前以外にはめったに出てこない。見られたらラッキーな猫たちだ。記者が訪れた時もチーコだけが姿を見せてくれたが、帰り際、タロウという雄のキジ白の猫を見ることができた。幸運だった。

めったに姿を見せないタロウ

 湯元館は全6室。コイ料理と源泉掛け流しが自慢の家族経営の宿だ。宴会場にはチーコが自分でふすまを開け、あいさつをしに入って来ることもあると言う。「6月にはホタルも見ることができます。チーコと共にお待ちしてますが、何分高齢なので、会いたい方は早めにおいでいただけるとありがたいです」と阿部さんは笑う。

女将の阿部さんに抱っこされたチーコ

 年末年始休み。問い合わせは0254(99)2015。

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温泉街の“金銀コンビ”♪ 村上市・瀬波温泉「Toi陶房」

 村上市瀬波温泉2にある、陶芸家フジタヨウコさん(53)の陶房、“Toi陶房”。そこには2匹の保護猫がいる。キジ白でキリッとした金色の目が美しい11歳の先輩猫、金太郎と、サバトラで大きな顔とおなかがかわいい8歳の後輩猫、銀次郎。どちらも雄で年齢は推定だ。

金の目が美しい金太郎=村上市瀬波温泉2のToi陶房

 毎朝10時ごろ、フジタさんが陶房を開けると、2匹は周囲のパトロールに出掛ける。季候がよければ昼は大半を外で過ごし、夜、陶房を閉める時に室内に入れている。つまり、訪れても確実に会えるとは限らない猫たちだ。...

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