舞台で鼓童のメンバーと太鼓をたたく観客＝佐渡市両津夷
佐渡市を拠点に活動する太鼓芸能集団「鼓童」の夏の公演があいぽーと佐渡（両津夷）で始まった。力強い演奏と遊び心あふれる演出に、観客も一体となって盛り上がった。
夏の公演は、島外での公演が多い鼓童の演奏を島民や観光客に気軽に楽しんでもらおうと２０２３年から行っている。
２１日の公演には、島内外から約７０人が訪れた。鼓童は７人の奏者が出演し、華麗なバチさばきが特徴の「伊織」など全５曲を演奏。希望した観客が太鼓体験をするコーナーもあり、「ラーメン」「ぶどう」など言葉のアクセントに沿って、即興で作ったリズムを力いっぱいたたいていた。
佐渡市真野の小学２年生の女児（７）は「初めは太鼓の大きい音にびっくり...
残り117文字（全文：417文字）
