陸上自衛隊は24日、高所での訓練中に機関銃が落下し下にいた2等陸曹が死亡した事故で、松本駐屯地(長野県)第13普通科連隊の3等陸曹(27)を停職1日、指導・監督が不十分だったとして新発田駐屯地の第30普通科連隊の20代2等陸尉ら4人を減給や戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 第12旅団(群馬県)の司令部広報室によると、ことし3月13日、松本駐屯地でのレンジャー訓練中、3等陸曹が高さ約15メートルの訓練塔から重さ約7キロ、全長約1メートルの機関銃を誤って落下させ、下にいた2等陸曹に直撃し死亡させた。

 2等陸尉らは訓練を計画し安全に指導する立場であったにも関わらず、現場の監督が不十分で事故を防ぐこ...

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