花角英世知事に包括外部監査の基本計画書を手渡す髙橋顕氏(左)=7月31日、県庁
花角英世知事に包括外部監査の基本計画書を手渡す髙橋顕氏(左)=7月31日、県庁

 県の業務が適切に行われているかを調べる外部監査人で公認会計士の髙橋顕氏(EY新日本有限責任監査法人)は31日、2025年度監査の基本計画書を花角英世知事に提出した。25年度は県民会館やデンカビッグスワンスタジアムなど、文化やスポーツ関連の県有11施設を対象に維持管理体制をチェックし、来年3月に監査結果を提出する。

 監査の対象年度は24年度で、県立歴史博物館やハードオフエコスタジアムなども含む。現地調査などを通じて施設の維持管理や使用料の算定、指定管理者制度の運用が適切に行われているかなどを調べる。

 髙橋氏は「文化スポーツ関連施設は住民自治のためになくてはならない一方で、維持管理には多額のお金...

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