自民党全敗の前回衆院選から一転、県内5小選挙区は「高市旋風」に乗った自民が全議席を奪取する結果となった。県内の衆院全選挙区で自民が全勝するのは、自民が政権復帰した2012年以来。並み居るベテランの対立候補を下し、各陣営は歓喜に沸いた。一方、前回は自民の派閥裏金事件で攻勢を強め、全議席を埋めた立憲民主党出身の野党候補は完敗。急ごしらえで結党した中道改革連合は浸透せず、県内の政治風景は一夜で激変した。
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「中道」浸透せず、新潟県内小選挙区は完敗…未明に2人比例代表復活
◆内山航さん、初当選に喜び爆発
「本当にたくさんの方々から応援していただいた。心から感謝し、皆さまの一票を無駄にしないように取り組んでまいりたい」。高市早苗首相人気の旋風に乗り、初当選を果たした自民新人の内山航さん(44)=1区=は、新潟市中央区のホテルで約80人の支援者とともに喜びを爆発させた。
当選確実の知らせが届いた午後8時過ぎ、内山さんが会場に姿を見せると、集まった支援者から大きな拍手が巻き起こった。
中道前職の西村智奈美さん(59)との戦いは、当時野党の日本未来の党から初めて立候補した2012年衆院選旧新潟1区以来で2度目。国会議員の秘書を務める中、自分も国政の場で活躍したいと臨んだ12年は落選した。新聞配達をしながら15年、新潟市議に初当選。22年には自民党に入党した。
市議3期目の途中で「自分たちの声を国に届けたい」と、衆院選への再挑戦を決意。新潟市を魅力ある街にしていくには、政権与党の衆院議員を送り出すことが重要だと街頭で訴えた。
7期務めた西村さんを相手に知名度不足が最大の課題だった。「一人でも多くの人に直接声を届けたい」と選挙区をくまなく回り、演説を重ねた。「高市人気」を追い風に、選挙戦が進むにつれ手応えを感じるようになっていった。
熱気に包まれた祝勝会場で「うれしさよりも緊張感が勝っている。期待に応えられるように、これからも精いっぱい取り組んでいく」と決意を語った。
◆国定勇人さん、小選挙区で初勝利
自民前職の国定勇人さん(53)=2区=が、...












