献血に協力する市民=20日、新潟市中央区の献血ルームばんだいゆとりろ
献血に協力する市民=20日、新潟市中央区の献血ルームばんだいゆとりろ

 新潟県内で夏場の献血者数の減少傾向が続いている。暑さで献血ルームへの足が遠のくためとみられる。直ちに医療に影響が出る状況ではないが、血液は長くは保管できず、安定的な確保が欠かせない。21日は「献血の日」。県赤十字血液センター(新潟市中央区)は協力を呼びかけている。

 気温が30度を超えた20日昼前、新潟市中央区の献血ルーム「ばんだいゆとりろ」では、数人がベッドで採血していた。定期的に訪れるという北区の放課後児童クラブ職員(58)は「自分の血液が困っている人の役に立つのはうれしい」と話す。...

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