
美大生と地元住民が作るわらアート「黄金の亀」=28日、新潟市西蒲区松野尾
稲わらで作る巨大アートを展示する「わらアートまつり」が30日、新潟市西蒲区松野尾の上堰潟(うわせきがた)公園で始まる。武蔵野美術大(東京)など3校の学生20人が、越後の歴史や伝承をモチーフにした幻の動物を5体デザインし、地元住民らと協力して作り上げた。
市が主催し、今年で17回目。長岡市の長岡造形大が新たに加わり、武蔵野美術大、東北芸術工科大(山形)の3校が共同で制作した。学生は22日から西蒲区に滞在して地元ボランティアと作業した。木と竹で作られた骨組みに、地元の田んぼの稲わらの束を麻ひもで縛って立体感を出した。
阿賀町津川の「狐の嫁入り行列」から着想を得た九尾(きゅうび)、...
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