県は２９日、新潟市西蒲区の９０代女性が熱中症で亡くなったと発表した。県のまとめでは、ことしの県内での熱中症による死者は７人となった。

　県と新潟市消防局によると、女性は２５日午後、自宅近くの畑で倒れているところを家族に発見され、病院に搬送された。救急隊が駆けつけた時には心肺停止状態だった。警察の検視の結果、２９日に熱中症が死因と判明した。新潟地方気象台によると、２５日の新潟市西蒲区の最高気温は３３・５度だった。

　県によると、今月県内で熱中症や熱中症の疑いで死亡したのは４人目となり、１カ月間の死者数として過去最多だった２０２３年８月に並んだ。

　県は、外出時は涼しい服装や日傘の利用を心がけ、熱中症...

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