
「蔵の夏まつり」で案内する加登仙一代表=佐渡市加茂歌代
天領盃酒造(佐渡市加茂歌代)で初の蔵開きイベント「蔵の夏まつり」が30、31の両日、開かれた。大勢の日本酒ファンが利き酒や蔵見学を楽しみ、「淡く、麗しい」酒造りを掲げる蔵の魅力に触れた。
2018年に千葉県出身の加登(かとう)仙一代表(32)が経営権を取得した天領盃はこれまで酒の品質向上に注力。品質が安定してきたことを受け、今年から案内人を指名できる有料の蔵見学を行うなど観光事業にも力を入れ始めている。
蔵開きは恒例化したい行事の一つ。今回は日本酒をタンクから直接くむ体験や酒米おにぎりの試食、鬼太鼓の披露などを用意し、会場はにぎわった。
蔵見学は加登代表が案内役を務め、佐渡の地形の成り立ちや...
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