第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ2025」は3日、滋賀県などで競技を行った。県勢は、陸上の成年男子砲丸投げの渡辺豹冴(新潟医療福祉大)が17メートル94で優勝した。冬季国スポを除き今大会、県勢二つ目の金メダルとなった。
ボクシングで決勝進出を決めていた成年男子ウエルター級の六井和(拓大)、少年男子ウエルター級の寺島隆惺(開志学園高)はともに敗れ、準優勝だった。
ソフトテニスの成年女子が準々決勝に進出。カヌー成年女子スプリント・カナディアンシングル(500メートル)の沖野星(東女体大)は決勝に進んだ。
[関連記事]
本会期の展望 日程と名簿付き
◆[陸上成年男子砲丸投げ]渡辺豹冴・強敵退ける自己ベストの投てき!
成年男子砲丸投げの渡辺豹冴(新潟医療福祉大)が力を込めた4投目は、17メートル94の自己ベストとなった。日本記録(19メートル09)保持者の奥村仁志(福井)に1センチ差で上回り、陸上競技最初の決勝種目を制した渡辺は、表情を緩ませて語った。「優勝したという実感がない。びっくり」
1投目は...
残り2924文字(全文:3350文字)