小出署は7日、魚沼市大湯温泉の越後駒ケ岳(2003メートル)の沢で、身元不明の男性の遺体を発見したと発表した。越後駒ケ岳では、9月27日に東京都の会社員男性(52)がロッククライミング中に滑落し、行方不明となっており、遺体は滑落現場付近で見つかった。小出署はこの男性の可能性が高いとみて、身元や死因などを調べている。

 小出署によると、2日午後2時前、山頂から北西約2キロの沢で、民間の山岳救助隊が意識不明の男性を発見し、小出署に通報した。天候などを見ながら7日に県警ヘリが男性を収容し、死亡が確認された。

 遺体は黒色の短髪で、身長約170センチの中肉。迷彩柄の長袖シャツと茶色の膝丈ズボンを着用して...

残り3文字(全文:303文字)