
保全プロジェクトが進む北條家住宅。左奥の瓦ぶきの3棟が、宿泊施設や文化交流の場に生まれ変わる(プラネットラボズ提供)
国登録有形文化財の北條家住宅(佐渡市泉)を改修し、宿泊施設や文化交流施設として活用するプロジェクトが始まった。古民家再生のノウハウがある都内の企業の支援を得て、必要な資金として最大で3600万円の投資を国内外に呼びかけている。北條家11代当主の北條亮(あきら)さん(71)=新潟市=は「再生された建物は佐渡の活性化に役立てたい」としている。
北條家住宅は江戸時代から続く医家の屋敷で、敷地内に建物が5棟ある。歴史的価値が高い一方で、...
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