古墳時代のガラス玉が発見された「弥五郎遺跡」。出土した位置を示す、専門調査員の春日真実さん=15日、上越市三和区岡木
古墳時代のガラス玉が発見された「弥五郎遺跡」。出土した位置を示す、専門調査員の春日真実さん=15日、上越市三和区岡木

 上越市三和区岡木の弥五郎遺跡で、古墳時代前期の地層からガラス玉が見つかり、県埋蔵文化財調査事業団は15日、報道機関に現地を公開した。県内で発掘された古墳時代のガラス玉としては大きい物で、有力者の存在を裏付けるという。18日に現地説明会を開く。

 弥五郎遺跡は、上越、南魚沼両市を結ぶ上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)の一部「上越三和道路」建設に伴い、発掘調査が行われている。調査は2019年、21年に続き3回目。道路建設予定地脇にある...

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