J1アルビレックス新潟は第34節第2日の18日、東京都調布市の味の素スタジアムで東京Vと対戦し、0-1で敗れた。残留圏の17位横浜Mが浦和に4-0で勝ち、勝ち点差は12に広がった。残り4試合で、新潟は次節の試合前日の25日にもJ2降格が決まる状況に追い込まれた。
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・見えなかった勝利への執念、繰り返された同じ光景
リーグ戦の勝ちなしは15試合連続となった。通算成績は4勝10分け20敗。勝ち点は22のままで、順位は変わらず最下位。
序盤から東京Vは球際が強く、新潟の攻撃を封じてきた。前半27分、MF白井永地がミドルシュートを放ったが、惜しくも枠外。36分、速攻からゴール前でボールをつながれ、先制点を許した。
後半開始から選手を入れ替え、決定機をつくった。13分、クロスにFWブーダが合わせようとしたが、決め切れず。24分にもカウンターからMF奥村仁が狙ったが、相手GK正面。結局最後まで東京Vの堅い守りを打ち破れなかった。
新潟の第35節は26日午後2時から、デンカビッグスワンで神戸と対戦する。
◆新潟残留へは全勝必須
最下位新潟は勝ち点22、残留圏の17位横浜Mは勝ち点34。J1残り4試合で新潟が獲得できる勝ち点は最大34で、横浜Mを対象にした場合、新潟の残留には全勝に加え、横浜Mの全敗が必要となる。ただ得失点差では横浜Mがマイナス8、新潟がマイナス26で大きな開きがあり、逆転での残留の望みもわずかだ。
新潟は次節26日の神戸戦を前に、J2降格が決まる可能性がある。条件は...
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