新潟市は29日、北区の太夫浜埋立処分地周辺の地下水から基準値(1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を超える同0・019ミリグラムの鉛が検出されたと発表した。

 市循環社会推進課によると、20日に処分地の区画外にある観測井戸4カ所で地下水を調査したところ、1カ所で基準値を超える鉛が検出された。市は原因を調べているが、区画内の地下水からは検出されなかったことから、原因は処分地ではないと見ている。

 市は、周辺住民に状況を説明。今後、調査した4カ所以外の処分地周辺の井戸設置状況を確認し、地下水調査を行う。

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