
仮山伏演武を体験するモデルツアーの参加者=妙高市関山
妙高市の関温泉組合は、観光業者を招き関山神社の火祭りで披露される仮山伏演武(かりやまぶしえんぶ)の体験ができるモデルツアーを行った。関係者はインバウンド(訪日客)向けのツアー商品として来春の実施を目指し、「伝統文化を前面にし、海外の旅行者を呼び込みたい」と意気込んでいる。
かつて山伏信仰が盛んだった関山地区の歴史や自然を生かし地域を盛り上げようと、地元出身で東京都の会社員、岡本岳志さん(48)が企画した。関山神社の氏子や郷土史グループに協力してもらい、メニューづくりを進めてきた。
モデルツアーは訪日客向け旅行商品を扱う県内外の業者ら6人を招き、2泊3日の日程で10月に実施。山伏が歩いた古道を...
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