老朽化進む福祉会館と「五頭の里」、阿賀野市が廃止検討　住民意見聞き最終判断

　阿賀野市は、老朽化が進む福祉会館（外城町）と介護老人保護施設「五頭の里」（岡山町）を廃止する方向で検討に入った。住民の意見を聞いた上で最終判断する。

　福祉会館は１９８３年に建築。市が２０２２年に策定した公共施設のアクションプランでは、福祉会館は「大規模改修の検討」が必要としている。プランに基づき電気設備など改修費用の見積もりを取り、約３億６千万円が必要な見込みになった。市内には他に水原公民館（山口町１）などがあることから、来年８月ごろをめどに建物を廃止する方針とした。

　市社会福祉課の...