
いぶし大根を一本一本漬け込む大桃隆之さん(右)、悠哉さん=魚沼市七日市
二十四節気の「小雪」を過ぎ、豪雪地・魚沼地域には雪の便りが届き始めた。寒さが一層身に染みてきた。年末年始まで、あとひと月。慌ただしさが増す日常をスケッチした。
燻製(くんせい)の香ばしい風味と、パリッとした歯応えの「いぶしたくあん」は、豪雪地の魚沼市では、冬の保存食として古くから親しまれている。本格的な雪のシーズンを前に、食品加工業者などで仕込み作業が進む。
魚沼市七日市の総菜店「おおもも」では11月中旬、いぶし大根が450本届き、今年初めての漬け込み作業が行われた。...
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