弟や弁護士名乗り415万円だまし取った疑い、東京の男を再逮捕　「受け子」に報酬支給する役割か

　おれおれ詐欺で現金をだまし取ったとして、十日町署と県警組織犯罪対策課などは２日、詐欺の疑いで東京都港区の飲食店従業員の男（３０）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は５月２７日から６月１６日にかけて、何者かと共謀して、弟や弁護士を名乗って県内の７０代女性宅に電話し、「仮想通貨をやっていたが、利益の申告をせず口座を止められた」などとうそを言い、女性に現金４１５万円を宅配便で神奈川県内に送らせ、だまし取った疑い。

　男は１１月１２日、同様の手口で県内の７０代男性から現金２３００万円をだまし取った詐欺の疑いで逮捕された。十日町署は男が特殊詐欺の「受け子」に報酬を支給する役割を担ったとみている。